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当JAが毎月発行している「むつみだより」より、抜粋したニュースをご紹介します。

「むつみだより」はデジタルブック形式版はむつみだよりページで公開中です。
web上で実際にページをめくるように冊子を読むことができます。

西南医療センター 「看護の日」新鮮野菜を販売

2023年むつみだより8月号掲載

むつみパックごはんを寄贈しました

JA茨城むつみは6月22日、境町の西南医療センター病院内で行われた「看護の日」イベントに参加し、地域住民、医療関係者向けに地元産野菜の販売を行いました。これは安心安全な食の提供やJAと地域との交流を図るために行われたもので、JA役職員ら約10人が参加しました。

当日は、看護業務への感謝の意として「むつみパックごはん」150ケースをJA茨城むつみより西南医療センター病院へ寄贈しました。また、即売会では管内で採れたトマト、トウモロコシ、きゅうり、長ナス、ニガウリなどの新鮮野菜を低価格にて販売。併せて「むつみパックごはん」のプレゼントキャンペーンも行いました。

「むつみの野菜は新鮮で安い」とイベントに訪れた方々や、医療関係者から好評で、用意した野菜は正午には完売してしまうほどの売れ行きでした。

看護の日のイベントでは、他にも血圧・血管年齢測定、医療相談、バザーなどを行っており、会場はイベントを楽しむ人で賑わいました。

夏休みの子どもたちへ食料品提供

2023年むつみだより8月号掲載

JA茨城むつみは7月中旬、NPO法人フードバンク茨城と協力し、「子ども応援プロジェクト」として食料品の提供を行いました。

この活動は、日頃の栄養摂取を給食に頼っている子どもたちが、学校がない夏休み期間中もしっかり栄養が取れるようにと毎年実施されているものです。

今年度は、女性部のみなさまのご協力をいただき、お米やレトルト食品など様々な食品が集まりました。

第三セクター株主総会

2023年むつみだより7月号掲載

石塚組合長より染谷前五霞町長へ花束贈呈

JA茨城むつみが農産物直売を出品している「道の駅ごか」を経営する株式会社五霞まちづくり交流センターの第19期(令和5年3月期)株主総会が5月29日、道の駅ごか会議室で開催され、株主として石塚克己組合長が出席しました。総会において、令和4年度の事業報告、収支決算や令和5年度事業計画案、収支予算案などが決議されました。

同社は五霞町を主体とした第三セクターで当JAも500万円出資しています。今総会の終結を以って16年間代表取締役社長として尽力されました染谷森雄前五霞町長が退任され、新たに知久清志五霞町長が就任されました。

当JAの農産物直売所では、新鮮な野菜や果物、花卉、米、ブランド豚ローズポークなどが安価で販売されています。また、交流センターが運営するグルメやお土産コーナーも人気です。圏央道五霞インター側の新4号バイパス沿いにありますので是非お出かけください

古河市ウォークラリー大会へ新鮮野菜寄贈

2023年むつみだより7月号掲載

JA茨城むつみは、古河市役所スポーツ振興課主催の第37回古河市ウォークラリー大会(6月17日開催)の参加賞・景品として、野菜生産部会の協力のもと、総和地区のきゅうり・キャベツ、三和地区のにがうり、猿島地区のトマトを寄贈しました。

このウォークラリー大会はチームごとに、約7~8㎞のコースの途中にある色々な問題を解きながらゴールを目指すもので、参加賞に加え、順位によって景品ももらえる健康増進を目的としたイベントです。

当JAの谷島勇常務理事は「地元の野菜生産農家のみなさんが育てた野菜を知っていただき、今が旬の野菜を地元住民のみなさんに食べてもらうことで、健康増進に少しでもお役に立てればと協賛させていただいた」と話しました。

茨城県常陸牛枝肉共励会

2023年むつみだより6月号掲載

宇都木さんの育てる常陸牛

常陸牛振興協会主催の節目となる第50回茨城県常陸牛枝肉共励会を東京食肉市場において開催しました。(3/1~3/3の3日間)出品頭数80頭が県内各地から中央家畜市場に勢ぞろいし、1トン超えの去勢牛が8頭おり、全頭数平均生体重が884㎏と過去最重量でした。

3月3日早朝から7名の審査委員が慎重に選定、投票の結果、最優秀賞には総和地区の宇都木孝浩さんが入賞しました。

宇都木さんは「今までやってきて良かった。牛を育てるのは子どもを育てるのと同じ。愛情を持って、牛にストレスのないように育てている。これからも頑張っていきたい。」と笑顔で話しました。

銘柄「さしま茶」新茶販売に向けて審査会開催

2023年むつみだより6月号掲載

「さしま茶」の本格的なシーズンを前に、JA茨城むつみ茶生産部会は11日、茨城むつみ本店にて新茶の審査会を開きました。これは、品質査定及び平準化を図るために実施しています。当日は、同部会員、石塚組合長、JA役職員ら12名が審査を行いました。

さしま茶は葉肉が厚いため、味が濃く、渋味と甘味のバランスが良いのが特徴。本年は3月から暖かい日が多く例年より早く萌芽しました。4月に入り寒暖の差が激しく、遅霜なども心配されましたが、順調に生育し、品質の良いお茶ができました。

審査員は、各生産者が持ち寄ったお茶の外観(形状、色沢)・香気・水色・渋味を基準に審査し、その結果、どのお茶も「香りがよく、とてもいい仕上がり」と好評を得ました。

同部会の野口公輝部会長は「今年は気象条件にも恵まれ、美味しい新茶ができました。様々なものが値上がりしている中、さしま茶は価格を据え置き、組合員のみなさまに安心して美味しく飲んでいただきたい」と話しました。

茨城県銘柄枝肉共励会

2023年むつみだより5月号掲載

茨城県銘柄豚復興会は3月13~15日、㈱茨城県中央食肉公社で第35回茨城県銘柄豚枝肉共励会を開きました。これは「ローズポーク」の資質の改善、飼養管理技術の向上を図り、養豚農家の経営安定に資することを目的に開催されたものです。

県内JA約12人の養豚農家がそれぞれ2頭、計24頭の自慢の豚を出品し、肉質の良さを競いました。審査では枝肉は長さ・厚みのバランスや肉の色沢、脂肪付着などの規格によって審査され、格付けされました。

結果、JA茨城むつみ養豚部会の部会長、木村光雄さん、副部会長、小沢敏明さん、木村卓司さん、㈱ブライトファーム大久保さんが優秀賞と特別賞を受賞しました。また、同部会参加者の4名全員が【極上】という格付けになり大変素晴らしい結果となりました。

部会長、木村光雄さんは「畜産業も大変厳しい状況ですが、このような結果が出て、大変嬉しく思います。これからも前を向いて、畜産業を盛り上げていきたい。」と話しました。

境地区野菜生産部会春野菜女性部目揃会開催

2023年むつみだより5月号掲載

規格を確認する市場関係者

茨城むつみ境地区野菜生産部会女性部は4月3日、本店で春洋菜の目揃会を開催しました。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となります。目揃えを行ったのは、今が旬のレタス、サニーレタス、グリーンカールの3種類。市場関係者、全農、野菜生産部会、女性部らが参加しました。

開催にあたり、境地区の小島信宏野菜生産部会長が「これから洋菜出荷の最盛期を迎え、ますます温度高になるので傷みなどに注意し、本日の目揃会を参考にしてより良い選果選別をよろしくお願いしたい」と挨拶しました。

その後、市場関係者による規格の確認が行われました。春洋菜の出荷時期は、3月上旬~5月上旬。4月に最盛期を迎えています。

県議へ食糧安全保障強化と医療提供体制にかかる要請書を提出

2023年むつみだより4月号掲載

左から石塚組合長・森田県議・小森谷監事

JA茨城むつみは2月15日、地元選出の茨城県議会議員へ食糧安全保障強化と医療提供体制にかかる要請を行いました。

これは、JAグループ茨城が農林水産業や厚生連病院に係る課題共有と情報発信を県議会議員に対して行い、消費者に安心・安全な食料を安定供給していくための食糧安全保障強化と厚生連病院の医療提供体制の安定維持を要請してのものです。

当JAの石塚組合長は「3月からはじまる県議会定例会でこの課題を発信していただきたい。」と要請書を地元の県議会議員へ手渡しました。

要請書を受け取った森田悦男県議は「食料安全保障については、農家、JAも我々といっしょになって対策を行っていただきたい。」また、高橋勝則県議は「茨城の農産物は海外でも高い評価を受けている。この産業は守っていかなければならない。」と話しました。

春洋菜安定品質出荷へ 統一目揃え会

2023年むつみだより4月号掲載

出荷規格統一へ向け意見交流を行った

JA茨城むつみ境地区野菜生産部会は3月3日、3月上旬から出荷が始まった春洋菜統一目揃え会を、境町にある当JAの第一集荷場で行いました。指定市場や関係機関、境地区野菜生産部会員ら合わせて85名が参加し、今後の有利販売に向け、出荷規格を統一しました。

小島信宏部会長は「いよいよ春野菜が本格化してきており、今年も相場が安定するようしっかりと目を揃え、生産者全員で品質を統一していきたい」と挨拶しました。

同地区の春洋菜の出荷は3月上旬から5月下旬。レタスは4月上旬、サニー、カールは3月下旬に出荷のピークを迎えています

古河市フードパントリーへ新鮮農産物を寄贈

2023年むつみだより3月号掲載

農産物や緑茶を寄贈

茨城むつみは1月27日、食を通じた社会貢献活動の一環として生活が苦しいひとり親世帯や子ども食堂利用者を支援しようと古河市社会福祉協議会にJA管内の野菜とJA米コシヒカリ、ハムの詰め合わせセット、緑茶のさしまの息吹を寄贈しました。

寄贈は野菜生産部会の協力のもと行い、キャベツ13ケース(1ケース6玉)、白菜25ケース(1ケース4玉)、ブロッコリー25ケース(1ケース12本)、サニーレタス7ケース(1ケース15玉)、ほうれん草8ケース(1ケース20袋)、精米コシヒカリ100袋(1袋2kg)、緑茶さしまの息吹1000本、ハム詰め合わせセット100袋を贈りました。

この取り組みは物価高騰等の影響により増加する生活困窮世帯にフードパントリーを通して食糧支援を行い、地域共生社会の実現に向けた活動として行われました。

当JAの塚原専務は「古河市社会福祉協議会からフードパントリー活動の依頼を受け、賛同し寄贈させていただいた。JA管内で採れた新鮮な野菜を食べていただきJAのことを少しでも知っていただけたら。」と話しました。

3DAYS!JA直売所総和店イベント開催

2023年むつみだより3月号掲載

メンチカツ販売の列に並ぶ来場者

JA茨城むつみ農産物直売所総和店利用者組合は2月16日~18日の3日間日頃の感謝を込めて店頭販売イベントを開催しました。生産者とJA職員が参加し、店内商品500円以上お買い物頂いた方に卵(6個)をプレゼントや揚げたてのローズポークメンチ・コロッケを特別価格で販売しました。また、キッチンカー販売や実演販売等も行い3日間で約1000人のお客様が来店されました。

来場者からは「揚げたてのメンチがジューシーでとっても美味しかった」と大好評でした。

獣魂祭

2023年むつみだより2月号掲載

獣魂碑を前に祈りを捧げる参加

JA茨城むつみ養豚部会は1月13日、三和支店敷地内にある獣魂碑で獣魂祭を執り行いました。獣魂祭とは、食の恵みを与えてくれた家畜に感謝し、慰霊するために毎年執り行われているものです。当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、規模を縮小して実施し、生産者やJA職員など10名が参加しました。読経の声が響くなか、出席者は鎮魂の祈りと感謝を込めて一人一人焼香をし、畜産事業の安全と発展を祈願しました。

同部会は、安心・安全をモットーに県の銘柄豚である「ローズポーク」などを年間約5,000頭出荷しています。

同日の獣魂祭に参加し、手を合わせた関係者は「今後も命の恵みに感謝することを忘れずに、良品出荷に努めたい」と話しました。

茶生産部会 全国手もみ製茶技術大会3位入賞

2023年むつみだより2月号掲載

左から野村さん、飯田さん、野中さん

茶の手もみ製法を継承する保存会員による第26回全国手もみ製茶技術競技大会が11月10日、静岡県藤枝市岡部町の朝比奈いきいき交流センターで開催されました。全国から26チームが三人一組となり出場し、同じ茶葉を分け合って製茶台に広げ、針のような形に仕上げて出来栄えを競いました。当JA茶生産部会からは、飯田耕平さん・野中孝明さん・野村和徳さんが出場し、第3位に入りました。

受賞された3名は、「チークワークの良さが入賞の決め手となった。手もみ製法の継承者も高齢化が進んでいるが、若い世代の人にも技術を継承して行きたい。次は優勝を目指したい」と意気込みを語りました。

道の駅ごかお客様感謝フェア

2023年むつみだより1月号掲載

けんちん汁の無料配布の様子

JA茨城むつみ道の駅ごか農産物直売所では、出荷者が組織する販売組合主催で11月20日、「お客様感謝フェア」を開催しました。

これは、直売所を利用してくださるお客様への日頃の感謝の気持ちを込めて行われているものです。地元五霞町の特産「やつがしら」を使用したけんちん汁の無料配布や直売所で1,500円以上お買い上げの方に翌日から使用できる1,000円の商品券を数量限定で配布しました。主催団体の山中組合長は「コロナ禍の中、お客様へ日頃の感謝がなかなか伝えづらい状況にあったが、お客様と直接顔を合わせてイベントが出来たことは、生産者にとっても今後の励みになる」と話しました。

大豆初頭検査始まる茨城県JA営農指導員交流集会

2023年むつみだより1月号掲載

大豆の検査をする検査員

JA茨城むつみ旧長田支店倉庫で12月8日、令和4年産大豆の初頭検査が行われました。この日は「里のほほえみ」396袋(1袋30kg)を検査し、生産者立ち会いのもとJAの農産物検査員が、本年度の目合わせも含め粒度や形質などを念入りに品位確認しながら適正に検査し等級付けを行いました。 検査に立ち会った当JAの鈴木営農部長は「世界的に穀物需要が逼迫している現在、国産大豆の増産、安定供給を目指してもらいたい」と話しました。

当JAでは12月中旬から1月末まで検査を行います。

新鮮野菜で医療従事者を支援

2022年むつみだより12月号掲載

茨城むつみは11月4日、茨城西南医療センター病院にJA管内の野菜とバラと銘柄のローズポークを贈り、新型コロナウイルス対応に尽力する医療従事者への感謝と激励を伝え当日は同病院長、同病院看護師、同病院関係者、当JA石塚組合長、JA役職員ら10人が参加しました。

この取り組みは、依然として新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、医療現場の最前線で救命活動や治療に携わる医療従事者に感謝と敬意を込めて行われているもので、野菜生産部会、花卉生産部会、畜産部会の協力のもと、境地区のカリフラワー、五霞地区の里芋、さつまいも、八つ頭、柿、古河地区きゅうり、ブロッコリー、総和地区のサニーレタス、長なす、三和地区のレタス、バラ、猿島地区のキャベツ、白菜、畜産部会よりロースポークを寄贈しました。

同病院の関根看護部長は「いつも支援していただいて、ありがたい。今後も感染に気を付けながら地域の皆様に貢献していきたい」と話し、当JAの石塚組合長は「依然として終息が見通せない新型コロナウイルス感染症に最前線で対応している医療従事者に改めて感謝したい。JA管内の農畜産物が少しでも力になれば」とエールを送りました。

秋冬はくさい出荷スタート

2022年むつみだより12月号掲載

三和地区野菜生産部会は11月4日、はくさい統一目揃え会を三和地区営農センターで行いました。生産者、全農、JA職員ら約20人が参加し、これからの有利販売に向け出荷規格の統一を図りました。

同部の久保勝部会長は「今年も白菜の出荷がスタートし現段階の品質はおおむね順調。これから本格的に出荷がはじまるので品質格差がでないように、最後までしっかりと目を合わせて良い品を作ってほしい」と呼び掛け、現品確認では、生産者がはくさいを手に取り、葉色や大きさなどの選果基準を確認しました。

同地区の秋冬はくさいの出荷は12月中旬に出荷のピークを迎え、2月下旬まで出荷が続き、今年度は出荷量10万ケース(1ケース15㌔)を見込みます。

肥料価格高騰対策事業に向け内部研修会を開催

2022年むつみだより11月号掲載

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10月より開始となる国の肥料価格高騰対策事業に向け、9月29日、経済部は全農・肥料メーカー共同で、経済渉外職員を対象に研修会を開催しました。

今回の事業において補助対象となる堆肥の使用に関する講義を中心に、減肥をした際に活用可能な土壌改良材の講義なども行った他、有機質肥料の導入として補助対象となる、むつみオリジナル肥料の今後のサポート体制(11月の化成肥料値上げの該当外とし、年内は供給価格を据置)について説明が行われました。

当JAの田中農業推進課長は「今回の研修内容をもとに事業を円滑に進め、生産者支援に努めて行きたい」と話しました。

裸足で田植えから4か月 小学生が稲刈り体験

2022年むつみだより11月号掲載

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古河市下大野小学校の5年生は、9月17日、むつみ管内の田んぼにて稲刈り体験を行いました。この活動は、児童の保護者等が組織する「おやじの会」が総合学習の一環として行っているもので、JA茨城むつみが全面協力しています。今年の5月7日に行われた田植え体験で、児童たちが植えた「マンゲツモチ」の稲を刈りました。

JA職員によるお米の解説と、おやじの会の稲刈り実演後、児童たちは鎌で稲の根本を刈り、刈り取った穂をまとめました。始めは不慣れな児童達でしたが、おやじの会のメンバーにコツを教えてもらいながら行っていくうちに「コツが分かったよ」「たくさん刈れた」と、初めての体験を楽しみました。田植えから稲刈りまでの体験を通して、お米のできるまでの大変さを学び、これからは給食を残さず食べるという児童もいました。

米の初頭検査始まる

2022年むつみだより10月号掲載

JA茨城むつみは8月24日、古河市にある下大野倉庫で米の初頭検査を行いました。谷島常務が立ち会うなか、農産物検査員による目合わせを行い米の品質を厳格に検査しました。

当日検査したのは、極早わ生せ品種の「一番星」。茨城県オリジナルの品種で、高温耐性に優れ、イネ縞し ま葉は枯がれにも抵抗性がある品種です。

検査の立ち会いに当たって谷島常務は「まずは新型コロナウイルス感染症や暑さへの対策、事故への注意をして作業にのぞんでもらいたい。そのうえで最終出荷まで厳格な検査をしていただき、安全・安心な米を消費者に届けてほしい」と話しました。

この日検査された米はフレコン28袋(28トン)分で、そのうち9割以上が一等を獲得。初頭検査を務めた検査員は「猛暑の影響で乳白などの高温障害が懸念されている中での検査だったが、一番星という品種の特性もあり、一等を多くつけることができてほっとしている」と話しました。

今年度「一番星」は約210トンの出荷が見込まれ、検査員11人が最終出荷まできちんと検査をして良品出荷に努めていきます。

地方公共団体へ支援要請

2022年むつみだより10月号掲載

坂東市での要請の様子

JA茨城むつみは8月25日と9月5日に、管内4つの地方公共団体(坂東市、古河市、境町、五霞町)に対して「生産資材高騰対策にかかる緊急要請」を行いました。

要請では石塚組合長が現在の農家を取り巻く厳しい状況について説明したうえで、「国が地方公共団体に対して、地域経済や住民生活を支援し地方創生を図る目的で交付した「『新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金』を活用して、昨今の危機的状況を乗り切れるよう支援をお願いしたい」と力強く要請しました。

今回の要請は永岡桂子文部科学大臣の提案で永岡文科相の代理人が同席するかたちで実施されたほか、坂東市への要請はJA岩井とともに行いました。

甘藷(かんしょ)産地を視察

2022年むつみだより9月号掲載

視察内容を基に内部研修会を行う経済渉外職員

JA茨城むつみは7月6日、職員による視察をJA水戸管内の大洗地区で行いました。

同地区は農作物のうち、甘藷が約8割を占めている地域で、現地の生産者・JA職員・全農職員同行のもと、圃場や出荷施設を巡回しながら、栽培時の注意点や現況等の説明を受けました。

現地生産者は問題病害である「基腐病(もとぐされびょう)」について、「この病気は現在の私たちにおける新型コロナウイルスのようなもので、甘藷にとって大変手強いものだ」と語りました。

視察の後、当JA本店にて経済渉外職員らで内部研修会が実施され、注意喚起・防除指導を行っていくことに加え、今後管内で甘藷栽培をされる生産者のみなさんのサポート役をしっかりと務めて行くことが方針として定められました。

米の収穫に向け、病害虫調査を実施

2022年むつみだより9月号掲載

捕獲した虫を仕分けする職員たち

JA茨城むつみは8月5日、本格的に始まる米の収穫シーズンに向けて、管内各地の水田で病害虫の調査を行いました。

現地では、坂東地域農業改良普及センター職員から調査対象になる病害の特徴や見分け方、虫の捕獲方法などについて説明がありました。また、捕獲した虫は当JA本店で仕分けされ、種類や数が確認されました。

実際に調査を行った職員は「田んぼに入ると水分を多く含んだ土壌に足を取られてしまい、立っているだけでも大変だった。病害や害虫の調査が行えたことに加えて生産者の方々のすごさも改めて実感でき、有意義な調査になったと思う。これから始まる米のシーズンに向けて全力でサポートしたい」と力強く意気込みました。

総評で坂東地域農業改良普及センターからは「近年県内でも発生がみられるカメムシ類やウンカ類、紋枯病が見られた。紋枯病については、原因となる菌が翌年以降も残留するので、農家の皆さんにこまめな防除をお願いしていただきたい」と話がありました。

新米の収穫は8月下旬ごろから始まり、9月中旬ごろにピークを迎えます。

低コスト肥料の取り組み 日本農業新聞記事に掲載

2022年むつみだより8月号掲載

実際の取材の様子

農業におけるコスト低減と土づくりを兼ねた混合堆肥複合肥料の取り組みが、6月23日発行の日本農業新聞に掲載されました。

堆肥と化成を同時に散布できる他、一般的な化成より約1~2割のコスト削減も見込め、肥料高騰対策の一環として今後も普及拡大に努めて行く方針です。

JA茨城むつみでは従来のエコレットシリーズに加え、オリジナル銘柄を新たに開発し、2019年より本格的に推進を開始。現在では年間で16000袋を販売するまでシェアが拡大しています。

長ナスを学校給食へ提供

2022年むつみだより8月号掲載

JA茨城むつみ総和地区園芸部会は6月21日から29日のうち4日間で、古河市立学校給食センターと自校給食室をもつ7つの小学校に長ナスの無償提供を行いました。

この取り組みは以前より度々実施されているもので、児童・生徒たちに地元の農産物への関心を高めてもらうために行っています。

提供された長ナスは茨城県銘柄推進産地指定を受けており、市場からも高い評価を得ています。今回はなすの味噌炒めに調理されて児童・生徒たちへ振舞われました。

大麦の検査、始まる

2022年むつみだより7月号掲載

JA茨城むつみは3日、古河市の下大野登録検査場で2022年産麦の初頭検査を行い、農産物民間検査員やJA職員ら14人が参加しました。

農産課の関根課長は「ソバ等の異物の混入に気をつけて、安全・安心な麦の産地として取組んでほしい。また、作業事故には十分注意し、今後も各地区で検査をしっかりと行ってもらいたい」とあいさつしました。

この日検査をしたのは、小粒大麦のカシマゴール26トンで、JAの農産物検査員が目合わせも含めて品質の確認をし、等級付けを行いました。

JAでは、職員11人が農産物民間検査員の資格を持ち、各地区の登録検査場において、大麦・小麦の検査を8月上旬まで行っていきます。

毎年恒例新茶まつりを開催

2022年むつみだより7月号掲載

JA茨城むつみ茶生産部会は6月11日、道の駅ごか直売所にてさしま茶の新茶まつりを開催しました。このイベントは新茶ができるこの時期に、さしま茶の魅力を知ってもらうために毎年行っているものです。

イベントでは、さしま茶の新茶を来店されたお客様に振る舞い、その味を楽しんで頂きPRをしました。試飲をされたお客様は「甘味があってとても美味しい」「いろんな種類があって選ぶのが楽しい」と大変好評でした。

銘柄「さしま茶」品質向上に向けて新茶審査会

2022年むつみだより6月号掲載

むつみ茶生産部会は11日、茨城むつみ本店にて新茶の審査会を開き、全国レベルのお茶を目指して同部会員、石塚組合長、JA役職員ら15名が審査を行いました。

さしま茶は葉肉が厚いため、味が濃く、渋味と甘味のバランスが良いのが特徴。本年は春先の気温が低く、新芽の萌芽は少し遅れましたが、開葉期、従長期に入ってからは夏日を思わせる気温と適時の降雨にも恵まれ、遅霜や雹の被害もなく順調に育っています。

審査員は、各生産者が持ち寄ったお茶の外観(形状、色沢)・香気・水色・渋味を基準に審査しました。その結果、どのお茶も外観、水色がとても良く、「香りがよく、とてもいい仕上がり」と好評を得ました。

同部会の宮田保部会長は「今年は気象条件にも恵まれ、組合員並びに地域住民の皆さま方に『安心・安全』な、美味しい新茶を供給できることを確信している。ぜひさしま茶の味と香りを堪能していただきたい」と話しました。

小学生が貴重な田植え体験

2022年むつみだより6月号掲載

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古河市立下大野小学校の5年生は、5月7日、むつみ管内の田んぼにて田植え体験を行いました。

この活動は、児童の父兄が組織する「おやじの会」が総合学習の一環として毎年行っているもので、JA茨城むつみが全面協力しており、今回は当JAくらしの活動委員会も協力して行われました。

作業を始めるにあたり、おやじの会より稲の植え方の説明がされ、田植えの実演を見学した後、児童達はいよいよ田んぼに入り、8アールの水田に「マンゲツモチ」の苗を植えました。初めて感じる冷たい泥の感触に驚きながら不安そうにしていた児童達も、慣れてくると、「次の苗をください」という声とともに活発に取り組み、児童同士で協力して田植えを行いました。

田植えが終わった田んぼをみながら「すごい楽しかった」「お米になるのが楽しみ」と目を輝かせながら話していた児童達。自分達がいつも食べているお米がどう作られているか、実体験を通して楽しみながら学ぶことが出来て貴重な体験となりました。

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